宝石は海外で産出されるものが多いですが、どうしても日本のものにこだわりたくて作った水晶のリングです。

「土地と共に生きる、育った大地の守護を得る。」

それは装飾品を身に付けたいと思った人類の根源的な希望だったのではないかと思うからです。

長野県産の水晶は見たことがないほど潤みを持って輝き、あたりの空気を浄化してくれるような気がします。

実際に目にした時に心や脳がふわっとほぐれていくような気さえする優しい輝き。

外国にはたくさん素敵なものがあるけれど、日本の大地で育った石を、日本の地で身につけるのも大事かなと思います。

通常水晶は産出量が多く、金の装飾品になることは稀かと思いますが、どうしても「日本のお守り」が作りたくて金の指環に仕立てました。

『赤珊瑚』と赤と白で対になるように作成してあります。

あの人にもらった

実がなる前の
白い花

頭に挿して
出かけよう

海の珊瑚よりも
美しい

一夜限りの
かんざしを